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浜松のお茶屋さん 茶ッ葉屋

浜松ものづくりプロジェクト運営事務局

 

頼れる日本茶専門店「茶ッ葉屋」

浜松にある日本茶専門店にお邪魔してきました!
お茶のことで「困ったこと」や「こうしたい」という要望がある人は、ここに駆け込めば大体の望みは叶いそうですよ。

頼れる日本茶専門店「茶ッ葉屋」

茶ッ葉屋さんでは自宅用から贈答用まであらゆる用途のお茶を取り揃えています。
取り扱っているお茶はすべて、薗田製茶で製茶を行なっています。薗田製茶さんは茶ッ葉屋さんのオーナーであり茶師でもある薗田さんが代表を務めています。茶ッ葉屋さんの店舗のすぐ隣に加工場があるため、製品の茶葉は新鮮なものばかりなんですよ。

薗田製茶さんは基壱堂というブランドも持っていて、茶師の目利きで厳しく選別した逸品を提供しています。

頼れる日本茶専門店「茶ッ葉屋」

茶ッ葉屋さんの店舗のみならず、浜松市の地産を堪能出来る和カフェのハルイチ スタイル(HARUICHI STYLE)さんでも購入することができますよ。パッケージも可愛く贈答にはぴったりです。

 

素敵な店内

素敵な店内

お茶の種類がわかりやすくおしゃれなディスプレイ

  • 贈答にもうってつけの銘茶も
  • お家で楽しむ用のお茶も

誰かに贈りたい、自宅でちょっと贅沢にお茶を楽しみたい、デイリーで気軽に飲むお茶がほしい、等の幅広い要望に応えてくれる製品たち。

茶器も豊富

 

製茶を行う加工場を見学させていただきました!

お茶の木の葉がお茶になるまでにはいくつかの工程があります。

製茶を行う加工場を見学させていただきました!

製茶は主に仕上げと言われる工程を指します。
農家さんが育てた茶葉は近くの茶工場に運ばれ、そこで荒茶と呼ばれる状態に加工されます。
収穫されたお茶の葉は、いわば生の状態。そこから加熱処理を加えて葉の水分を抜き、発酵・酸化を防ぎます。
収穫してすぐに加熱処理=蒸すことで、緑茶の緑色を保っています。
「蒸す」という工程は日本独自の技術なんですよ。同じく中国茶にも緑茶というジャンルがありますが、多くの場合は釜で炒るなどして熱を加えていくことが多いようです。

製茶加工は大きく分けて、茶葉の選別、配合、火入れの3つの工程があります。

茶葉の選別

荒茶の状態では、葉と茎や乾燥させる工程の中で細かくなりすぎた粉に近い葉などいろんなものが混じっています。
その状態でも飲むことはできますが、より美味しくいただくために煎茶という状態に仕上げていきます。

茶葉の選別では米などの選別などにも使われる選別機や網の目の大きさが数種類あるふるいを使い分けて選別を行います。

茶葉の選別

ふるいにかける機械

茶葉の選別

店内にもふるいがディスプレイされていました。

茶葉の選別

60号や50号などの数字は網の目の大きさ。いろんな大きさの網目があります。

茶葉の選別

静電気の力を使って軽い茶葉を取り除く機械。雑味を取り除きます。
その他にも、茎を抜く機械や大きすぎる葉を砕いたりする機械などもあるそうですよ。

茶葉の選別

風で茶葉を選別する機械。風の力で分けるので茶葉を傷つけないそうです。

配合(合組)

配合は専門用語で「合組(ごうぐみ)」といいます。
茶師と聞くと、この合組をしているイメージが真っ先に浮かびますよね。

茶葉は産地、品種、蒸した時間で色や形、味が違ってきます。
また、同じ産地だとしても、とある時期にいれたお茶の味と別の時期にいれたお茶と味が違うのはよくあること。
茶葉の状態や品質をしっかり見極めて的確にブレンドしていくことが求められます。
お茶を適当に見繕い、混ぜるだけではお茶は仕上がりません。相性のいい品種や葉の相性があるのだそうですよ。茶師は目利きでなくてはいけないんですね。

良し悪しを見分けることができるということは、それだけ多くの状態の茶葉や品種を知らなければ話になりませんよね。店内には、取り扱っていない茶葉もたくさんあるそうです。
「お茶が好きなんでしょうね 笑」と朗らかに笑っていらっしゃいましたが、お茶に対する情熱が伝わってきますね!

配合(合組)
配合(合組)

店内には各地のお茶のラベルが!

火入れ

忘れてはならないのは「火入れ」。
この火入れが緑茶の甘さや香りを引き立たせています。
お茶の葉は摘みたての状態ではお茶の香りはしないのだそうです。
確かに茶畑に生えている葉っぱは香りがしないですもんね!

火入れ

茶ッ葉屋さんに足を踏み入れたときに鼻腔に広がったお茶の香ばしい香りは、ここで火入れをしているからだったんですね!
お茶の葉がすれて香りが立ち、それに熱を加えることでもっとお茶の香りが香ばしくなるそうです。
お茶の香りがしているのは、そこで製茶をしている証なんだそうですよ。

 

手仕立て

だいたい5〜10kgは手で仕上げるそうです。20〜30kgは機械をところどころ使いながら仕上げるとのことでした。
当サイトの取材で工場などに見学に行くことが多いスタッフはあることに気がつきました。
「ラインを組んでないのはなぜですか?」

薗田さん「お茶の違いによって製茶の仕方を変えているからラインはあえて組まないようにしているんですよ」

すごい!お茶の葉の状態や品種、また蒸しの時間など、ものによって工程を変えているのだそうです。 素材の変化に合わせて工程を変えて対応できるというのは大型工場にはない、小ロットを扱うお店ならではの強みですね。

そういう素材の違いや収穫時期の違いなど、毎回集まる素材も出来上がるお茶も厳密にいうと全く違うものなんですね。
こういった天然のもの、自然のものだからこそ起きることもひっくるめて、製茶の楽しさなんだそうです。

まめ知識季節を感じる味。手仕立てならではのこだわり

季節に合わせて仕立てることもあるそうですよ。
秋や冬の寒い時期ほっこりしたものが美味しく感じますよね。例えば、焼き芋や焼き栗なんかは冬になると無性に食べたくなります。色も暖色の暖かい色に心が和みます
お茶も同じで青々しすぎる浅蒸しよりも強火で炒ったお茶の方が合うので、お店のお茶も春夏より少し火入れを工夫するそうです。

新芽の開いたばかりの春は春めいた新茶の春。火の香りがしすぎると春のフレッシュさを打ち消してしまうので茶葉の味を損なわないように製茶するそうです。

正直、秋冬はほうじ茶が合うくらいの知識しかなかったので驚きました。
季節に合わせ、ここまで細かくお茶の味を調整をしていたとは!

さらに、茶ッ葉屋さんの製品は毎月小ロットで仕上げていくのでお店に並んでいるのは1ヶ月〜2ヶ月以内に火入れしたもののみ!
高い鮮度を保つのと季節感を出すために、あえてお店に並ぶ直前に炒るようにしているそうです。製茶も行う茶ッ葉屋さんだからできるこだわりです。

 

オーダーメイドで仕上げてくれるお茶

茶ッ葉屋さんでは店頭に並ぶ製品のみならず、「オーダーメイド方式」なるものがあるんですよ。
煎茶を構成する4つの項目である「色」「香り」「旨み」「渋み」の程度を選択し、自分好みの煎茶を仕立ててもらうことができるんですよ!

頼れる日本茶専門店「茶ッ葉屋」

自分がどんなお茶が好きか把握しているお茶通にはオススメ!
味から選べるから、当たり外れがないです。
自分のその時の気分によって少し変えてみて飲み比べても面白そうですね!

「面白そうだけど、お茶の味とかわかんないよ」「自分の好みのお茶の味?考えたことなかった」という方は、日本茶カウンセリングという自分の好みのお茶を茶師さんのいれてくれたお茶を飲みながら探っていくことのできる面白いサービスもありますので興味のある方は申し込んでみるのもオススメです!

私も「お茶の基本を学びたい」をテーマにカウンセリングに参加しましたが、いろんなお茶が飲めるというだけで既に楽しかったです。

飲み比べ!日本茶カウンセリングでお茶を楽しもう

飲み比べ!日本茶カウンセリングでお茶を楽しもう

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世界初!お茶の焙煎機を開発

素敵な店内

世界にたったひとつしかないお茶の焙煎機

こちらの機械は完全オーダーメイドの一点物だそう。

ほうじ茶になるギリギリ手前の火入れを実現可能にしたこちらの焙煎機。ほうじ茶と煎茶のギリギリラインを見極めるのが難しく、腕の見せ所なんだそうですよ。大きなメーカーでは真似できない火入れの段階の広さ!

これは間違いなく、茶ッ葉屋さんでしか飲めませんね。
煎茶をさらに煎ることで香りがさらに立ち、カフェインが抑えられ苦味がなくまろやかな味になりますよ。
普通の煎茶だとカフェインが強すぎて胃腸が荒れてしまう人や寝る前にも緑茶を楽しみたい人は、こちらの焙煎機で作った「自家焙煎茶」を試してみてはいかがですか。
火を入れたて出来立てホヤホヤのお茶が翌日、翌々日には発送されますよ。

 

ティーバッグにも対応!

「急須持ってない」「緑茶は好きだけど入れるのめんどくさいよね」という方にも!茶ッ葉屋さんでは。全てのお茶をティーバック加工できるそうですよ!

素敵な店内

レールに乗ってくるティーバッグが何故だか可愛く感じる

製茶を行う加工場と同じ場所にティーバッグ加工場があるので茶葉が新鮮なままティーバッグにイン!

そして、思わず「そこまでやりますか!」と感嘆してしまったのは、なんと深蒸しと浅蒸しで使用するティーバッグを変えているということ!

蒸す時間が長ければ長いほど、葉は蒸されて細かくなっていきます。茶葉が細かければ細かいほど、その分お湯を入れた時に葉の芽が開くのが早くなるそうです。ということは、蒸す時間の少ない浅蒸しと蒸す時間の長い深蒸しでは葉の芽が開くまでにタイムラグがあるということ。

コップやティーポットにお湯を注いだ時に起きる湯の流れに茶葉を踊らせることでお茶の持ち味を溶かし、濃厚なお茶を楽しむことを紅茶の世界ではジャンピングというのですが、緑茶もそれは同じこと。
浅蒸しと中蒸しに比べ、深蒸しは葉が小さく葉が開くのが早いで葉の動くスペースを少し小さくして苦みが出にくいような工夫をされているんですよ。
すごいこだわり!

薗田さんは「3mm5mmの話だから比べなきゃわからないんだけどね。ばかでしょう 笑」と笑っていらっしゃいましたが、それもお茶をより美味しい状態で味わってもらいたいが為の気遣い。
お客様にお茶をより美味しく楽しんでもらいことをいつも考えている茶師さんだからこそのこだわりに感銘を受けました。

 

ネットでも購入できます

お店の定番の製品やオーダーメイド製茶・自家焙煎茶は、直接店舗に連絡、または来店するか、Yahoo!ネットショッピングでも購入できますよ!詳しくは茶ッ葉屋さんのwebサイトにて知ることができますので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてくださいね!


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